子どもの村 福岡

私たちの本部がある、東京おもちゃ美術館は今
東日本大震災で被災された方への支援しています。
トラックいっぱいにおもちゃを詰め込んで、現地まで行き
そして、遊び相手となって子どもたちのメンタルケアを行っているんですね。
その様子が先日テレビでも報道され、おもちゃ・あそびの
重要性がアップされてました。

ほかにも、全国のおもちゃコンサルタントに呼びかけ
おもちゃを集め、現地に送っています。

ただ、私は今、残念ながら何もできません。
子育て中で、時間はないし、いっぱい寄付もできないし。

そんなとき、「子どもの村」の研修会の案内をみつけ、
何か、できることはないかなあと思い参加してみました。

「子どもの村」は、家族と暮らせない子どもたちの
ためにつくられた村で、地域とともに子どもを育てているところです。
そこの里親さんになる研修会ですが、興味があれば
だれでも受けらるとのことで、行ってみました。
いろんな方が参加されており、学生さんや、看護師さんや
大学の先生までおられました。

全6回講座の一回目は、「家族と暮らせない子どもたちをはぐくむ福岡市の取り組み」
の今までとこれからという内容でした。

昔と今とで大きく変わっているのは、子どもたちだそうです。
昔は、家族と暮らせない大きな理由は
戦災や病気などでしたが、今は虐待や放任が
多いことから、その子、その子にあわせた
きめこまやかな、ケアが求められるそうなんです。

そして、大切なことは、「地域で育てる」ということでした。
震災で地元を離れたくないという方が多いという話もありました。